2012年4月25日水曜日

E-Conception.org よくある質問と回答 アロマテラピー



Q1:  アロマセラピーは初めてなんですが、何を準備すればよいのでしょうか? ポットやキャリアオイルは必需品ですか?

A:
アロマセラピーに欠かせないものは、エッセンシャルオイル(精油)です。これさえあれば、とりあえずアロマセラピーを始めることができます。エッセンシャルオイル(精油)のボトルの蓋をあけただけで、植物の生命力が凝縮されたかのような香りが漂ってきますので、この香りをかいでいるだけでも、ある程度の作用は期待できます。

最も手軽な方法としては、ティッシュなどに1〜2滴のエッセンシャルオイル(精油)を落し、その香りをかぐ方法。たとえば、眠れない夜にラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)を滴らしたティッシュを枕元に置いておくと、自然に眠りにつけることでしょう。

また、アロマバスも比較的簡単に試せます。お風呂の浴槽にお湯� �はり、そこにエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらす。ゆったりと沐浴するだけでリラックスしたり、痛みがおさまったり、持病がやわらいだり、といった効果が期待できます(但し、沐浴法はエッセンシャルオイル(精油)が身体の局部に偏って付着するため、肌のトラブルを引き起こす恐れもあります。詳しくは後述しますが、水と油を混合させる乳化剤をご利用ください)。

他にも洗面器にはったお湯にエッセンシャルオイル(精油)を数滴たらしてその蒸気を吸い込む方法(特に呼吸器系に効果的)、エッセンシャルオイル(精油)をたらしたお湯または水に綿布をしめらせて直接肌に湿布する方法、精製水・芳香蒸留水等にエッセンシャルオイル(精油)を混ぜてスプレーする方法等もあります。

使用目的、趣向� ��よって、他に準備した方がよいものがいくつかあります。

アロマセラピーの代表的な処方はマッサージ。アロママッサージをするためには、キャリアオイル(ベースオイル)を準備する必要があります。香りの少ない安定したキャリアオイルをベースに、少量のエッセンシャルオイル(精油)を希釈させて、マッサージに使います。素人のマッサージでは病気を本格的に治すほどの効能は期待できないかもしれませんが、キャリアオイルに混ぜたエッセンシャルオイル(精油)の香りを楽しみながら、身体をマッサージするのは気持ちがよいものです。適したオイルを選べば、日常のトラブルに有効なものも多くあります。

尚、一部のエッセンシャルオイル(精油)は用途によって、キャリアオイルに希釈せずそのまま直接肌につけても効果があります(ニキビ部分にのみ原液処方する等)。が、原液処方はトラブルにもなりかねませんので、エッセンシャルオイル(精油)の特徴をよく知った上で十分注意して行うべきでしょう。

また、アロマポットを利用した芳香浴もひとつの方法です。アロマポット(オイルバーナー・ディフューザー)を準備し、ポット上部に水とエッセンシャルオイル(精油)を少量たらし、ロウソクの火で温めると香りが部屋に漂い、比較的持続します。が、香りというものは一旦鼻になれると特に感じなくなるものなので、15分程度継続して香りを漂わせればそれで効果は十分なのだそうです。ロウソクは普通4〜8時間燃焼しますが、そんなに長く継続すると、逆効果が出てくる場合もありますし、水が蒸発したまま燃焼を続ければポットを傷める原因、下手をすれば火事の原因にもなってしまいます。その点、電気式のアロマポットは安全ですし、香りを効率的に拡散してくれるので、おすすめです。

以上のように様� ��な使用法がありますが、症状や目的によって効果的、適切な使用法は異なります。アロマセラピーをはじめたい方は、目的(改善をのぞむこと)を明らかにして検討する必要があるでしょう。


Q2: キャリアオイルとは一体何モノなのですか? どういう目的で使うものなのですか? 

A:
キャリアオイル(ベースオイル、ベジタブルオイルとも呼ばれる)とは、エッセンシャルオイル(精油)を希釈するためのベースとなるオイルです。精油の「媒体(キャリア)」になることから、キャリアオイルと呼ばれます。アロマテラピーでは、主にアロママッサージの際に利用されるものです。


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キャリアオイルの役割は、
1)エッセンシャルオイル(精油)を適度に薄めて、皮膚刺激を回避する。
2)エッセンシャルオイル(精油)の体内への浸透速度を早め、浸透度を高める。
3)エッセンシャルオイル(精油)の揮発を防止し、皮膚への浸透率をよくする。

しかも、これらの役割と「エッセンシャルオイル(精油)の香りを邪魔しないで」機能させることが大切です。また、キャリアオイルそのものにも様々な効能がありますから、キャリアオイル自体の選びかた次第で、スキンケア等にも効果を期待できます。


Q3: どのようなキャリアオイルがあるのですか? また、それぞれの特徴を教えてください。 

A:
キャリアオイルの種類としては、一般にホホバオイル、スウィートアーモンドオイルなどが有名ですが、他にも多種あります。
ビギナーの頃はどれも同じように感じるかもしれませんが、実はそれぞれに特徴があります。

    グレープシードオイル:ぶどうの種から精製されたキャリアオイル。ほとんど無臭で、使用感が軽く、肌への浸透度が非常に高いので、ボディマッサージに向いている。精製オイルなので、栄養的にはあまり期待できない。

    スウィートアーモンドオイル:天然のビタミン(A, B1,B2, B6 E)を含有した、精製オイル。ほぼ無臭。アロママッサージではもっとも一般的に使われるベースオイル。粘性高めのオイルなので、普通〜乾燥肌に適する。

    マカダミアナッツオイル:ビタミンA、I、Uが豊富。若干のナッツ臭がある。肌の組成に近いパルミトオレイン酸、単不飽和酸を含む希有なベジタブルオイル。肌への浸透が早く、肌の再蘇生を助け、肌を柔らかくする。フェイシャルケア、ヘアケアに有用。

    アボカドオイル:浸透性の高いキャリアオイル。アロママッサージでは未精製のヴァージンオイル(濃い緑色をしている)が好まれる。ビタミンA、B1、B2、E、レシチンを豊富に含有。特に、乾燥肌・老化肌によい。独特の酸味をもった香りがあるので、他のオイルに10〜30%混ぜて使うと、成 分、触感ともにリッチになり、肌を元気づけてくれる。

    ホホバオイル:油っこくない天然液体ワックス。非常に酸化しにくいため、ブレンドのベースとして重宝。肌の組成に近い不飽和酸で成り立つため、吸収が早く、肌に贅沢な栄養を与える。スキンケアはもちろん、ヘアケアにも効果的。高価なオイルなので用途を選んで上手に使いたい(日本で一般に入手できるホホバオイル(=アメリカ輸入品が多い)と、オーストラリアのホホバオイルとは原料の収穫・精製方法が異なるため、性質も異なるようです)。

    ウィートジャームオイル(小麦胚芽油):ビタミンEが豊富。酸化防止、ブレンドオイルの保存に適していると言われる(酸化防止効果について疑問があるので、 E-Conception では取り扱っていません)。

※キャリアオイル通信販売コーナーの解説も併せて参考にしてください。

上記のように様々なキャリアオイルがありますが、この中から、精製オイルと未精製オイルのバランスを考慮しつつ、肌質に合わせたオイルをうまく選択し、ブレンドすることによって、利用価値の高いベースオイルとなるわけです。

E-Conception ではボディマッサージに適したオイルブレンド「ボディマッサージブレンド」を扱っています。4種類のベジタブルオイルを混合したキャリアオイルで、適度な粘性があり、無臭・無色で、浸透性も優れています。また、複数のキャリアオイルを混合することによって、栄養のバランスをとり、体内への吸収時間に時間差を設けられるというメリットもあるようです。これならお値段的にも惜しみなく使えるものと思います。

ついでながら、「ファイン ココナツブレンド」もマッサージ用(ボディ、フェイス両用)キャリアオイルとしてオススメです。ただ、このブレンドオイルはサラサラした感触でものすごく早く浸透してしまい、乾燥肌の方はやや物足りないかもしれません。個人的には、これをベースに、スウィートアーモンドやマカダミア等他のキャリアオイルを、目的に応じて適時ブレンドして使うことが多いです。

E-Conception 通信販売コーナーでは、キャリアオイル各種を扱っています。


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Q4: キャリアオイルとエッセンシャルオイル(精油)との混合方法は? 

A:
一般にエッセンシャルオイル(精油)の配合割合は2.5%程度(多くても5%まで)が適当と言われています。つまり、100mlのキャリアオイルに2.5mlのエッセンシャルオイル(精油)が適量というわけです。しかし、2.5mlと言われてもどのくらいの量なのかきちんと計りでもしない限り分かりません。

そこで、通常アロマセラピストが使っているのは、ドロッパーの滴数で計量する方法です。
通常、ドロッパー20滴で 1ml になります(ドロッパーやエッセンシャルオイル(精油)の種類によって1mlあたりの滴数は20-35滴と異なりますが、1ml=20滴(1滴=0.05ml)と考えておけば使いすぎにはならないでしょう)

つまり、2.5mlのエッセンシャルオイル(精油)=50滴にあたります。
「100mlのキャリアオイルに50滴のエッセンシャルオイル(精油)=精油濃度2.5%」
・・これを基本に考えると、ややこしい計算をせずに配合できます。

しかし、我々素人が100mlのオイルを一度に消費することはないでしょう(よく使う配合はまとめて作っておき、小瓶に保存しておくとよい。が、キャリアオイルはエッセンシャルオイル(精油)と混ぜた時点から酸化しやすくなるので、できれば使う度に混ぜるのがベスト)。

そこで、私� �小皿に刺身醤油を入れる程度の量(ティースプーン2杯くらい)のキャリアオイルを入れて、そこにエッセンシャルオイル(精油)を2滴ほど滴下し、指で混ぜて使っています。顔、足裏、お腹などへの局所マッサージなら、このくらいで十分でしょう。

使用頻度の高いブレンドならば、10ml入の空瓶を利用して作りおきしておくと便利です。10mlのキャリアオイルに対して、エッセンシャルオイル(精油)5滴の割合が目安。また、エッセンシャルオイル(精油)を複数混ぜる時には、トータルで適量といわれる量になるようにしてください(全部で3滴で3種類混ぜるなら各種類1滴ずつ)。

細かいことを言うならば、最適なエッセンシャルオイル(精油)の配合率は目的・用途によって変えるべきです。一般には、精神� ��な効果を狙う場合には、肉体的な効果を狙いたい時よりもエッセンシャルオイル(精油)をやや少な目にするとよいようです。たとえば、「なんとなくリラックスしたい気分」の時に使うブレンドは1%濃度でいいし、風邪対策のブレンドなら5%くらいに濃くしてもよいでしょう。

さらに細かい話になりますが、マッサージする部位も考慮に入れるべきです。全身マッサージならば希釈したブレンドオイル10ml分くらい使ってしまうでしょうが、局所マッサージならば 2ml程度かもしれません。つまり、全身か局所かによって身体の中に採り入れるエッセンシャルオイル(精油)の絶対量が違ってきますね。エッセンシャルオイル(精油)の絶対量が多い場合には濃度は薄めに、少ない場合は濃いめにした方がよいわけです。

エッセンシャルオイル(精油)によっても濃いめの濃度で使っても大丈夫なものと、危ないものがあります。が、通常入手できるエッセンシャルオイル(精油)については、「2.5%の原則」を守っていれば、大きなトラブルに至ることはないでしょう。

後述しますが、妊娠している人、授乳中のおかあさん、お子さん、お年寄り、持病をお持ちの方、お医者さんから処方されたお薬を飲んでいる方、痙攣(けいれん)を起こしやすい方は、エッセンシャルオイル(精油)の種類・ブレンド、使い方や濃度・頻度など、細心の注意が必要です。知識がないままに、エッセンシャルオイル(精油)を使わないほうがいいでしょう。


Q5: キャリアオイルでマッサージした後、ベトつくことはないのですか? 

A:
オイルでマッサージなんかしてベタベタ気持ち悪くないのか?という疑問は、ごもっともだと思います。しかし、これが不思議なことに、キャリアオイルは料理に使う油などとはかなり違う感覚で、あまりベタつかないのです。最初に触れた感覚からしてサラサラしてますし、肌への浸透も非常に早いので、塗ってしばらくするともう気になりません。


なぜライブラリーは、優れたリソースを作るのですか?

そうはいっても「服についちゃったらヤダな」とか、どうしても気になる方は、マッサージ後1時間ほどしてから、ティッシュで拭き取ったり、シャワーを浴びたりすればいいのではないでしょうか。一般にオイルが体内に浸透するのに30分から12時間程度要するそうですが、肌の表面に残っている余計なオイルは、マッサージ後しばらく放置してからなら取り除いてもいいそうです。逆にいえば、ベタつきが気にならない程度の量を使用すれば、無駄がないということでもあります。

また、どうしてもベトベト感が気になる方は、 E-Conception で扱っているファイン ココナツブレンドをお試しください。ココナツオイルをベースにホホバオイル、椿オイルをブレンドしたもので、肌への浸透が早く、ベトつきません。脂性肌の方にはオススメですが、普通肌、乾燥肌の方は、ちょっと伸びが物足りないくらい。ファインココナツブレンドに、スウィートアーモンドオイルやマカダミアオイルをブレンドして、ちょうどいい伸び、使い心地になるよう調整するとよいでしょう。


Q6: 食用オイルをマッサージに使用してはいけないのでしょうか? 

A:
まずは私の体験から。アロマにハマり出した頃、私も食用でいいんじゃないかと思い、食用のオリーブオイルやグレープシードオイルを買って使ってました。シドニーでは特に食用のグレープシードオイルがめちゃ安いんです。アロマの講習会に出た際に、マッサージを勉強中の留学生に「お金がないから練習用にはコレを使ってるの」と教えてもらったもんで、別に肌に使ったっていいんじゃないかと思ったんですね。「口に入れていいものが肌に使って悪い訳はないでしょ」と。

でも、使用感がイマイチ。肌はベタついて気持ち悪いし、なんとなく肌への浸透も悪いような気がしました。スキントラブルを起� ��したとか、具体的に問題があったわけではないのですが、なんだか違和感があって日が経つにつれて「なんとなく食指が伸びたくなった」といった感じ。やっぱりマッサージ用に精製されているキャリアオイルの方が、伸びも理想的だし、ベトつかず早く浸透するし、なんとなく「効く」ような気がするんです。

後になって、アロマセラピストの方にこの話をしたところ、次のような情報を下さいました。

    「マッサージ用オイルの多くは化粧品用グレードとして精製度が低いのに対し、食用オイルは高度に精製されているようです。高圧と高熱と石油溶剤が影響しているのかもしれません。「アロマセラピー百科事典」によれば、ものによっては漂白、脱臭し人工的に色づけも行われているようですし、精製の途中で壊れたビタミンなども最終的にあとで付け加えることもあるようです。個人的にも食用のオイルは、どうもしっくりこない、骨抜きになっているようで、魂が抜けた感じを受けます」

なるほど、食用オイルは肌によくない人工成分が添加されているというだけではなく、天然の状態ではないことが、あの違和感をもたらすのかもしれません。

ただ、肌のトラブルなどの問題がなく、特に使用感にも疑問を感じないのであれば、それはそれでいいのかもしれません。でもきっと一度マッサージ用のキャリアオイルを使われたら、その違いはお感じになることと思います。あとは使用感とコストとの兼ね合いなんじゃないかなと思います。


Q7: 100%ピュアのエッセンシャルオイル(精油)を購入したいのですが、予算はどれくらい見ればよいでしょう?

A:
オーストラリアでも多くのピュアオイルが生産されていますし、モノによってはヨーロッパ産の製品より安く提供できるものもあります。現在 E-Conception では、「良質のオイルのみを厳選して卸販売しているサプライヤー」の協力を得て製品を仕入れ、皆さんに直接お届けしております。よって、日本での店頭価格よりかなり安い価格で、プロ仕様の新鮮なピュアエッセンシャルオイル(精油)が提供できるというわけです。

100%ピュアのエッセンシャルオイル(精油)はモノによって価格にかなり開きがあります。原料となる植物の入手の困難さ、抽出にかかる時間とコスト、植物から抽出されるエッセンシャルオイル(精油)の量の割合、需要量などによって、原価に開きが出てしまうというわけです。


目安としては、1本 5ml入で1000円前後から。
ローズ、ネロリ、ジャスミン等、高価なオイルもありますが、ホホバオイルに希釈した廉価版からお試しください。オススメなのは、ユーカリ、ティートリー、ラベンダー、ペパーミント、オレンジ、グレープフルーツ、レモン等やはりオーストラリア産の原料を用いたエッセンシャルオイル(精油)でしょう。

特にユーカリ、ティートリーはオーストラリア産が最も質も高く、世界中に輸出されていますので、価格的にはオーストラリアから直接買い付けるのが一番お得。 E-Conception ではサプライヤーから直接仕入れた最高級品質の新鮮な精油を直接皆さんにお届けしています。

 各エッセンシャルオイル(精油)の価格については、 E-Conception エッセンシャルオイル(精油)通信販売コーナー をご覧ください。


Q8: 効果はどれくらい期待できるのでしょう? 

A:
絶妙のタイミングで上手にできたブレンドを使うと、ものすごくよく効くことがあります。かと思うと、ガッカリするほど効かないことも。

よく言われることですが、アロマテラピーの効き目は、人によっても、その時の状況・気分・体調によってもかなり異なります。昨日作ったアロマブレンドがとてもよく効いたからと同じものを使うと、全然効かなかった、なんてこともありますし、私には効くアロマブレンドが夫や友人には効かないことも珍しくありません。

アロマテラピーをやっていて非常に興味深いことは、「好きな香り、欲しい香りのエッセンシャルオイル(精油)は効く」という法則性があることです。� �物的な勘が働くのでしょうか、「生理が近づくとヤロウの香りがかぎたくなる」とか「今日はローズマリーが欲しい」とかいう欲求が出てくることがあります。また、エッセンシャルオイル(精油)の中には「好みの香り」と「なんとなく馴染めない香り」とがありますが、馴染めない香りのエッセンシャルオイル(精油)やブレンドは効かないような気がします(エッセンシャルオイル(精油)単体の香りは馴染めなくても、ブレンドにすると馴染めることもあります)。こうやって自分の好みのオイルをかぎ分ける作業が、「自分を知る」作業にも繋がっているんだろうと思います。香り探しは、自分探し、なんですね。

そしてエッセンシャルオイル(精油)との親交が深まるにつれ、自らの調子もよく掴めるようになってきま� �。アロマテラピーは概して早期発見・治療するほど効果が高いので、たとえば、身体に変調が出る前に「風邪ひきそうだな」と気がつけば、すぐにアロマ処方が施せ、翌日にはケロっと治ってしまったりします。

この時、体調の変化に気付くキッカケになるのが「香り探し」なんです。「この匂いが嗅ぎたいぞ」という勘が働きますから、自然と今の自分に必要なエッセンシャルオイル(精油)を選んでいる。そういうことが度重なると、香りをキッカケに自らの体調そのものに敏感になり、無理なく健康維持できるようになります。アロマテラピーを生活に取り入れることによるメリットとしては、これが一番大きいんじゃないでしょうか。

また、エッセンシャルオイル(精油)成分の化学反応による効果以外にも、香りの調� ��を楽しむことによる精神的な作用も働いているのではないかと思われます。お気に入りのブレンドを探している間に「癒されている」という気がするんですね。

直接的な効果を期待するばかりでなく、自然の力や香りを楽しむような気持ちで、生活の一環としてアロマセラピーを取り入れていただきたいです。心身のトラブルで深刻にお悩みの場合は、まずは専門家にご相談された上で、補助的な療法としてアロマテラピーを採り入れることをお勧めします。

 具体的な各オイルの効果については、自分の体験記を別途綴っております。 アロマセラピー人体実験記録 をご参照ください。

 スピリチュアル・アロマ・キット、20種類の希釈された精油と小冊子がセットになって、初心者にもオススメです。



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